窓下水切り・小物塗装
外壁塗装後は撥水性が高くなり壁に付いた雨水は水玉状に弾かれ、それらは集まって水流となり筋状に流れ落ちるようになります。
ただ外壁を筋状に流れるだけでは問題は起きませんが、その雨水が窓回りを流れ落ちる際に問題が発生してしまいます。
降雨のたびに外壁や窓枠に溜まった土埃などの汚れを集めてしまい、それが毎回同じルートを流れることで窓下両サイドに消えない汚れ跡が発生します。
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これは白や淡色の車によく見られるワックスを掛けてピカピカにした後に雨が降ると、ドアミラーや窓枠下から黒い雨筋汚れが発生する、それと同じ現象です。
積雪寒冷地では降雨よりも積雪による汚れが目立ちやすく、更に白や淡色で塗装すると汚れが際立ってしまいます。
せっかく塗装しても窓下に黒い筋が出てしまうと【美観性】を大幅に低下させてしまうので、グリーンペイントでは塗替え時にすべての窓の両下、雨水の流れ落ちる箇所に、伝い水防止水切りをサービスで取付けしています。
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水切りは取り付けた後、外壁と同色で塗装するため目立ちにくくなっています。
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一般的にステンレス製の換気口は劣化しないものと思われていますが、換気口に使用されているステンレスは放置しているとサビが発生することがあり、アルミも同様に劣化します。
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↑このような建築部材は塗料が剥がれやすいので、専用プライマーが必要です。
施工ブログ:ステンレス換気口も塗装する必要があります(中段以降)
施工ブログ:プライマーなしで塗装したために剥がれたアルミ製水切り
樹脂製換気口の場合は耐久性の高いものでも20年以上、弱いものだと5年程度で樹脂が劣化し、弱い衝撃で簡単に壊れてしまいます。
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換気口を外壁と同色で塗装しなかった場合、塗装後は周りがきれいになった分だけ予想以上に換気口の劣化や汚れが目立ってしまうので、樹脂の耐久性維持とともに美観上からも塗装コーティングは有効です。
しかし、この外壁付属物の材質は塗料との密着性が悪く、外壁用の下塗りシーラーでは簡単に剥がれてしまいます。
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ステンレス、アルミ、プラスチック、塩ビ等の塗料密着性の悪い建材には密着専用のプライマーを使用する必要があります。プライマーを塗布してから塗装すれば見苦しい塗膜剥離は発生しません。
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