クリアー塗装
サイディング外壁では意匠性(デザイン性)の高いサイディングも少なくありません。
「そのようなサイディングを、塗替え時に単色で塗りつぶしてしまうのは残念だ・・・」
という時に検討されるのが、クリアー仕上げ塗装です。
↑磁器タイル調仕上げのサイディングです。単色で塗りつぶすと意匠性が下がってしまいます
しかし、どのような場合もクリアー仕上げを行えるか?というと、そうではありません。
現在の外壁の状態に透明な塗料で仕上げるということなので、経年劣化によるチョーキングが大量に発生していたり、傷や汚れが多すぎる場合もクリアー仕上げには不適合となることがあります。
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1.凹凸を伴う傷 | 2.整形します |
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3.防水処理 | 4.完成です! |
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↑現在の壁色を再現 | ↑細かい傷をタッチアップ補修 |
広範囲すぎる欠損や傷でない限り、クリアー塗装前に補修することが可能です。
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↑クリアー塗装1回目 | ↑写真右奥からクリアー塗装1回目を塗装中 |
↑半分から上がクリアー塗装1回目が塗り終わった状態で、このように質感が変わります。
↑クリアー塗装2回目。クリアー塗装は2回塗りで仕上げます
通常の外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回塗り仕上げが多いのですが、
クリアー塗装は1回目、2回目と2回塗り仕上げとなります。
通常塗装と比較して1回分塗り回数が少なくなりますが、クリアー塗料は通常塗料と比べて
単価が高く、下塗りシーラー塗装の密着性能を兼ね備えた高機能塗料なので、2回塗り仕上げで
3回塗り仕上げと同等の耐久性を発揮することができます。
また、グリーンペイントのクリアー塗装では希釈率にこだわりを持ち、2回塗り仕上げだからこその
最低希釈率=0%希釈により、希釈材=蒸発してなくなる成分を減らし、塗料本来の性能を発揮できるよう施工しています。