トタン端部シーリング防水とはどのようなものか?
平トタンなどは長尺トタンと違ってハゼ噛み合わせ部位がないので、重ね合わせ部位の外側でシーリングにより防水処理をしています。長尺トタンの噛み合わせ部(ハゼ部位)も端部とは呼べないこともありませんが、平面よりも2cmほど高くなっていることと、トタン同士を強く噛み合わせることで簡易的な浸水防止機能を持っているので、ハゼに関してはこの端部という名称からは除外します。
構造上は、重ね合わせ外側のシーリングが断裂してもすぐに漏水にはつながりませんが、内部がどのようになっているかは外からは確認出来ません。
新築時に施工した板金工の技術力が低かった場合、トタン内側の防水が機能していないこともあるので、目視で確認できる外側シーリングの状態確認が重要になります。
平トタン防水の肝心要となる外側シーリングは、施工者の技能・知識不足から状態が悪いことが多々あります。【環境的に負荷の高い屋根】に対応した高耐久型シーリング材を使用していない、細く薄く施工したため耐久性が著しく低下、伸縮性の低い油性コーキング(油性の場合シーリングではなくコーキングと呼ばれます)を使用している、等が既存シーリングが極端に劣化している理由です。
グリーンペイントでは既存シーリングを撤去し、高負荷環境の屋根でも、耐久力を維持できる屋根専用の高耐久シーリングで端部シーリングを打ち替えています。
グリーンペイントのシーリング施工は、既存シーリングの2倍以上の厚みと幅を持たせてシーリング打替えを行うので、高い耐久性があります。
また、施工したシーリングの上から塗装が施されるので、シーリングの寿命が更に1.5倍以上伸びます。